肩こり」タグアーカイブ

首の痛みが筋肉疲労なら大きな問題はないのですが、、、

首の痛みの代表的なものといえば、「頚椎ヘルニア」、そして「むち打ち」です。

頚椎ヘルニア」については、以前にこのブログでも書きましたので、すでにご存知の方も多いと思います。
そのときの記事はこちらです→ ヘルニアが首で発生したものを「頚椎ヘルニア」と呼んでいます

むち打ち」も、交通事故で高い比率で発生しますので、ご存知の方も多いと思います。
追突事故の被害にあった際、その勢いで身体は前に押し出されますが、このとき、頭だけは追突前の位置に残り、前に出た身体との間で、首が、鞭(ムチ)がしなるような状態となることから、そう呼ばれています。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA首は頭を支えている大切な部分です。
パソコンなどの長時間作業では、前かがみになった頭の重みを支えるために、首の筋肉におおきな負担をかけます。

このときに、肩こりや首が痛くなることは、経験されている方も多いと思います。
首の痛みの原因が、このような同じ姿勢での長時間作業などの筋肉疲労ならば、それほど深刻な状態ではないのですが、交通事故のような大きな衝撃で、頚椎や、その中を通る神経へのダメージからきているのなら、大きな問題です。

また、ごく稀にですが、心理的な原因や、がんの転移や感染症の場合もあると聞いています。
首の周辺の筋肉は、胃と深い関係にある、ともいわれています。

首の痛みは、筋肉疲労だけでなく、無視できない異常のサインの場合もあります。
それに、さほど深刻な状態でなくても、首が痛いのは、やはり辛いし、日々の生活への影響も大きいですよね。

やはり痛みはない方がいいです。
僅かな首の痛みでも、ご遠慮なくご相談くださいね。

腕の痛みも千差万別

ここ最近、身体の各部の痛みについてお話してきましたので、引き続き、腕の痛みについてお話しようと思います。

さて腕の痛みも、肩こり腰痛背中の痛み足の痛みと関連していることが多々あります。
つまり、同じ原因によって、腕にも痛みが発生する場合や、腕以外の場所の痛みが、腕の痛みとして現れている場合など、やはり、身体全体で考える必要があります。

例えば、首を痛めていたりすると、肩こりだけでなく、腕にも痛みが出ます。
重い頭を支ええるのに、首の筋肉は大きな負担を抱えています。
姿勢良くしているときはまだいいのですが、前かがみになっているときの首の筋肉の負担は相当なものです。
こうなると、首の筋肉は硬直して血行の悪化、神経の圧迫を招くので、腕の痛みを感じてしまいます。

illust03また、忘れてはいけないのが、交通事故によるものや、スポーツ外傷やスポーツ障害からくる腕の痛み。
一時的によくなったとしても、根本的に完治していないと、本来なら、さほど影響のない小さな腕への負担も、再び腕が痛いと感じてしまいます。

同様に育児による腕の痛みもそうです。
赤ちゃんや小さなお子さんを「抱っこ」するのは、実は、腕へ相当な負担をかけています。
それが、毎日毎日と続くのですから尚更です。
だから育児の手が離れても、潜在的にこの腕への負担は残ったままで、数年後、何かの拍子に痛みが表に出てくることもあります。

このように、腕の痛みも千差万別。
また、お一人お一人、症状も状態も体格も異なります。
同じ腕の痛みも、同じものは一つとしてありません。

ですので、当院では、お一人お一人に入念な問診を行うことから初めて、お一人お一人すべて異なる最適な治療を行っています。
安心して、私たち、あおぞら整骨院を頼ってくださいね。

背中の痛みは「上下」の痛みも引き受けている!?

今日は背中の痛みについて、お話したいと思います。

例えば、長時間パソコンに向かって事務仕事をしていたり、同じ姿勢で長時間、何かをしていたりするとき、背中が痛くなることありませんか?
背中が張ってくる、背中が固まってくるといった方がわかりやすいかも知れませんね。
肩こり腰痛の背中版、といったらわかりやすいでしょうか?

ph2さて、この背中ですが、上は首の付け根や肩、下は腰を兼ねているので、背中だけでなく、それぞれの痛みも加わってしまうという、結構大変なポジションにあります。
ですから例えば、腰痛がひどい場合も、その痛みは背中の痛みに波及しますし、腰痛をかばっていて背中を痛める場合もあります。
肩こりの場合もそうですね。

もうお気づきかもしれませんが、やはり姿勢の悪さが、背中の痛みにも大きく影響しています。
また忘れてはいけないのが、運動不足や加齢からくる背中の筋力低下と血行の悪さからくる冷え性の影響です。

このように背中が痛い場合も、背中だけでなく背中以外からの影響もあって、やはり身体全体を見て、不具合箇所の治療や歪みをとることが必要になってきます。
さらに、この背中の痛みですが、内臓に問題がある場合もあります。

特に背中の痛みとの関連性が高いのは、肝臓、腎臓、すい臓、胆のう、胃、心臓といわれています。
この場合、背中の右と左で、疑わしい内臓が異なってくるそうで、

・右の背中が痛い場合は、肝臓、胆のう、十二指腸潰瘍
・左に背中が痛い場合は、すい臓

が、疑わしいとされています。

もちろん、私たち整骨院は、患者様の痛みやしびれなどがなくなるように、精一杯、施術・治療を行います。
だから、些細な痛みでも、ご遠慮なくご相談ください。
同時に、内臓の問題が疑われたときは、内科での診察も欠かさないようにしてくださいね。
この場合も、一切のお気遣いは不要です。

なぜなら、私たちの願いは、背中の痛みをとることでなく、あなたが笑顔で暮らせるようになること、なのですから。

外反母趾は、どうしてそうなるのでしょう?

外反母趾はハイヒールが原因?
確かに、それもあるかもしれません。でも、男性や子供でも外反母趾になることがあります。

ph8ハイヒールを履くのを止めても、外反母趾がさらに進行していくことも多くあります。
ハイヒールや足に合わない靴も要因には違いありませんが、本当の原因は、ハイヒールではないのです。

外反母趾の一番の原因は、歩き方です。
猫背で膝(ひざ)を曲げて歩く、「ペタペタ歩き」が一番の原因なのです。
外反母趾でも姿勢の悪さが影響しています。

さて、この歩き方を続けていると足の指を使わなくなります。
このような歩き方をしていると、本来、歩くときに使う足の筋肉を使わないので、その筋肉が弱り、足が広がってしまいます。
簡単にいうと、足のアーチがなくなってしまうのです。

え?筋肉って、そんなに簡単に弱ってしまうの?と思われたかもしれませんね。
でも、骨折で2~3週間、ギプスで固定しただけで、その部分の筋肉が、すごくやせ細ってしまうのをご存知の方も、多くいらっしゃると思います。

話を戻しますが、足に合わない靴というのも、結果、このような歩き方になってしまうのです。
外反母趾は、ハイヒールで親指が圧迫されたからではなく、足の筋肉の退化やバランスの崩れによって起こります。
バランスの崩れや歪みは、施術で矯正できなくはありませんが、矯正を確実なものにするためには、筋肉も重要です。

それには、やはり正しい歩き方に戻さないと、矯正も治療も無駄になってしまいます。
そして、この外反母趾は、以前にお伝えしたように、足だけでなく、肩こりをはじめ、身体のあらゆるところに影響を及ぼします。
足という土台がしっかりしていないと、その上にあるものが正常に機能しないということですね。
本当に、人の身体は、すべてつながっています。
ささいな不具合が、大きな不具合のもとになっています。

このくらいの痛みくらい・・・と、我慢したりなさらずに、少しでも、おや?と思われたなら、ご遠慮なくご相談くださいね。

衣類や靴によっても骨盤が歪む!?「骨盤矯正」とは

骨盤矯正」という言葉を聞かれたことはありますか?
文字通り、骨盤の歪みを矯正することですが、その目的や分野ごとに考え方や捉え方が違ってきます。

しかし、どの目的・分野でも「骨盤矯正」を重要としているのは、骨盤(腰といってもいいです)が、身体の芯にあたるからです。
それでは何故、骨盤矯正が必要なのでしょうか?

それは、やはり身体の芯になるので、骨盤の歪みは、骨盤の関節の動きが悪くなるだけでなく、全身に影響を及ぼすからです。

illust02具体的には、腰痛、股関節痛、坐骨神経痛、便秘、冷え性、むくみ、肩こり、背部痛、首コリ、頭痛などで、これらも骨盤矯正によって改善する事があります。
骨盤が歪むというと、大変なことですが、原因は、小さなものによる場合が多いものです。
本人からしてみれば、思い当たるフシもないのに・・・
という場合でも、まだ骨盤が固定されていない子供の頃に、腰を何かにぶつけるなどの強い衝撃が加わると、骨盤がゆがんでしまうことがあります。

また、姿勢の悪さは骨盤にも影響します。
立つとき、歩くとき、座るとき、寝るときなど、それぞれすべての姿勢が、骨盤の歪みと関係してきます。
骨盤は筋肉によって支えられているので、運動不足や加齢による筋力の低下も骨盤の歪みの原因となります。

意外なことでは、衣類や靴によっても骨盤が歪むことがあります。
サイズが小さすぎる服(下着)も、姿勢を悪くしますし、ヒールの高い靴も、姿勢を悪くする原因となります。

このように、骨盤矯正が必要となる原因は、日常生活の中に潜んでいるのです。
むしろ増えているといっても、間違いではないのかもしれません。
しかし、正しく骨盤矯正を受けることができる環境も増えています。
今、ご自身が、骨盤矯正を必要としているのかどうか?ご自身で判断するのも難しいものです。

「骨盤矯正」という言葉にこだわらずに、身体の不調を感じられたら、あるいは、ずっと気になっている、痛みやだるさなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

「腰痛」になるのは、腰が身体の要(かなめ)だから

腰痛」は自分には関係ない、と思われる方は、おそらく、いらっしゃらないのではないでしょうか?
一時的な、腰が痛いと感じる状態を含め、肩こりと同じくらいに、「腰痛」を経験されている方は多いと思います。
しかし、一口に腰痛といってもその原因は様々です。
身体に特に大きな問題がなくても、仕事やスポーツで同じ動作を繰り返して、一部の筋肉を酷使すれば、誰しもが腰痛になります。

この場合は、筋肉痛と同じで一時的なものですが、原因となる動作がずっと続くような場合は、腰痛も慢性的なものになってしまいます。
というより、仕事やスポーツから来ているのなら、一時的ではないですね。

このようなことを含め、一度、腰にダメージを受けると、筋肉や血流にもそのダメージが及んで、酸素の供給や老廃物の排泄も低下して、潜在的に腰痛になりやすい状況をつくってしまいます。
その他、内臓の疾患が腰の痛みとなって現れることもありますし、女性の場合、妊娠・出産・産後・生理なども腰痛として現れます。
また、このような身体自体の問題のみならず、精神的なストレスにも、腰は敏感に反応し、腰痛を引き起こすこともあります。

正に文字通り、腰は、身体の要(かなめ)。
身体の中心であり、身体を支えているのが腰です。
たとえ体重が増えすぎたとしても、腰はそれを受け止めてくれます。
それだけ、常に負担をかけている場所です。

そう思うと、腰が健気に思えてきませんか?腰痛が、身体のあらゆる部分に影響を及ぼしますし、逆に、腰以外の不具合が、腰に集まってきてしまいます。
歩き方や姿勢の悪さ、つまり身体の歪みが、「腰痛」を引き起こすことも、肩こりに似ていますね。

また、柔らかすぎるベッドで寝ているのも、結果として悪い姿勢をとっていることになります。
「腰痛」も肩こり同様に原因はいろいろ。
お一人お一人の状況によって対処の仕方が違ってきます。
肩こりの時にも書きましたが、「腰痛程度で・・・」という、我慢やお気遣いは一切不要です。
お気軽にご来院くださいね。

整骨院でも健康保険が使えます

病院で治療を受けるときは、「健康保険」は当然として考えますが、はたして整骨院では?
こう疑問に思われている方も多くいらっしゃると思います。

大丈夫です、病院と同じように健康保険が使えます。

ただ、何でもかんでも保険が使えるのではなく、急に痛みが出たとか、何かの原因やきっかけとして痛みが出たなど、痛みが出て約2週間以内のものに限られます。
逆に言えば、原因や原因の時期が明確でない慢性的なものは、健康保険は適用できません
また、健康保険の適用条件を満たしていても、それが仕事中や通勤中であれば、健康保険でなく「労災保険」の適用となります。
以下に、健康保険適用可否の代表的なものを書き出してみました。

ph7b健康保険が適用されるもの

  • ぎっくり腰
  • 寝違え
  • ねんざ
  • 打撲
  • 肉離れ
  • スポーツでの痛み
  • 起き上がったときや、立ち上がったときなどの、急な痛み
  • 家事や日曜大工で痛くなった場合
  • 身体がぶつけて痛くなった場合

健康保険が適用されないもの

さて交通事故の場合ですが、これも病院と同じで、自賠責保険が適用されます。
(まず自賠責保険から適用されて、不足分は任意保険で)もちろん、自賠責保険適用中は、窓口での支払いはありません。

保険会社への連絡や手続きも、当院で行えますので、お気軽にご相談くださいね。
また、あまり知られていないことですが、交通事故で通院すると、被害にあわれた方へ、1回通院あたり、保険会社から慰謝料の支払いがあります。
個々の状況により、支払われる金額も違い、例外的に慰謝料の支払いができない場合もありますので、こちらも、お気軽にご相談くださいね。

肩こり程度で、整骨院に行ってもいいの?

ph6肩こり」って、微妙な位置付けですよね。疾患といえば疾患ですし、単なる筋肉疲労という場合もありますし・・・同じ姿勢で同じ作業を長い時間していると、誰でも肩はこってくるものです。
走ると呼吸が早くなるようなもの・・・そういう見方も確かにあります。
ところが、肩こり」は、肩以外の別のところに不具合があるサインでもあるのです。

例えば、外反母趾
足の不調が、肩こりを引き起こしている場合もあります。
足に不具合があると、立っているときも、歩いているときも、常に不安定な状態です。
土台である足裏が不安定な状態だと、その上部である頭や首がブレ続けて、首の骨や筋肉が、その影響を受けます。
積み木を想像していただければ、イメージしやすいのですが、下のブロックがずれていたら、バランスを取るために、上のブロックを逆方向にずらしてバランスを取りますよね。
これと同じことが人の身体にもおこるのです。

特に人の頭(脳)は重いのですが、それを直立姿勢・直立歩行で支えています。
これが正しい位置からずれてしまうと、首や肩に大きな負担がかかることは、ご理解いただけると思います。
足に限らず腰が原因となる場合もあります。
また、姿勢が悪いと同じような理由でバランスをとるために、首や肩に負担がかかり、肩こりが発生します。
身体のどこかにズレが出ると、それを補うために別の場所に影響が出るのが人の身体。
また、骨や筋肉だけでなく内臓の不具合が、肩こりを引き起こす場合もあります。

「肩こり程度で、整骨院に行ってもいいの?」と、ためらわれたり、遠慮されている方もおられるかもしれませんが、「肩こり」は、「肩こり」だけではすまない問題が潜んでいることが多いものです。
ご遠慮なさらずお気軽に、ご来院くださればと思います。