「整骨院とマッサージ院は、どう違うのですか?」
そんな疑問をお持ちの方が多いと聞きましたので、今日は、その疑問のお答えとマッサージについてお話したいと思います。
整骨院は、「柔道整復師」が、労災事故や交通事故を含めた、様々な身体の痛みを改善するために施術を行うところです。
マッサージ院は、「あん摩マッサージ指圧師」が、リラクゼーションや疲れの回復を目的とするところです。
どちらも、国家資格が必要で、それゆえに各種の保険が使えます。
さて、マッサージですが、紀元前2500年ごろの、中国の「黄帝内経」という書物に記載があり、これが一番古い記述のようです。
それによると、治療目的のマッサージがすでに行われていたとか!紀元前4~5世紀には、ギリシャでヒポクラテスが、マッサージを療法としての、その重要性を説き、それにより、古代ギリシャ、ローマ、エジプトでも、マッサージが広まっていきます。
14世紀~17世紀になると、マッサージは理学療法のひとつとして、フランスやドイツで発達します。
1800年代には、リングというスウェーデン人の考える「マッサージ」が、ヨーロッパやアメリカに広がりました。
これが、現在のマッサージの基本となっている「スウェーデン式マッサージ」です。
そして明治時代に、この「スウェーデン式マッサージ」が、日本に入ってくることになります。
しかし、日本にはそれ以前の3世紀に、マッサージの原型といえるものが、すでに中国から入ってきており、これが、「按摩(あんま)」のもとになったもののようです。
現在の日本の、「マッサージ」は、この「按摩(あんま)」と、明治時代に入ってきた「スウェーデン式マッサージ」が融合し発展したものと捉えられています。
ちなみに「指圧」は日本で生まれたもののようです。
ずっと昔からのマッサージも、整骨院も人の身体に手で触れて、痛みを取ったり、揉み解したりしてきました。まさに「手当て」ですね。
当院は手技による非常にソフトで触れている感じしかしない無痛・心地よい施術方法ですので、整骨院はじめての方にも安心してご来院いただけます!