マッサージ」タグアーカイブ

心と身体をケアするマッサージ

今回は、以前お話したことのあるマッサージについて、もう一度、お話したいと思います。

マッサージの目的は、緊張した筋肉をほぐし、血流やリンパ循環の改善を促すことです。
血流やリンパ循環が良くなれば、疲労物質が肝臓に運ばれ、分解・再利用が促進されます。
つまり、疲れがとれやすくなるわけです。

ph2今でこそマッサージの効果は、こうして解明されていますが、人は、はるか昔からその効果を感じていたようです。
というのも、マッサージの必要性は紀元前4世紀にすでに認識されていました。

ただ、それが医学として広まることはなく、長い間、民間療法としてとどまり、医療法として見直されるのは16世紀になってからのことです。
現在では、リラクゼーションのためのマッサージも行われ、幅広い分野でマッサージが活用されているのはご存知の通りです。

これは、マッサージは身体に対してだけでなく、心のケアにもその効果を発揮するということの表れですね。
不眠の改善や心のストレス低減にもマッサージの効果は期待できます。
心の状態がよくなれば、身体の状態もよくなるのもご存知の通りで、マッサージは、心にも身体にも効果をもたらす手段であることの証明ですね。

また私たちは、足が痛いとき、お腹が痛いとき、自然とその場所をさすったりします。
また、小さな子供に対しては、痛がる場所を撫でてあげたりもします。

これもまた、マッサージの効果を感覚として体で理解していることの証ですね。

そのマッサージを安全に効果的に合法的に治療行為に取り入れて行うことができるのが、私たち整骨院です。安心してお任せください。

整骨院とマッサージ院は、どう違うのですか?

「整骨院とマッサージ院は、どう違うのですか?」
そんな疑問をお持ちの方が多いと聞きましたので、今日は、その疑問のお答えとマッサージについてお話したいと思います。

整骨院は、「柔道整復師」が、労災事故や交通事故を含めた、様々な身体の痛みを改善するために施術を行うところです。

ph2マッサージ院は、「あん摩マッサージ指圧師」が、リラクゼーションや疲れの回復を目的とするところです。
どちらも、国家資格が必要で、それゆえに各種の保険が使えます。

さて、マッサージですが、紀元前2500年ごろの、中国の「黄帝内経」という書物に記載があり、これが一番古い記述のようです。
それによると、治療目的のマッサージがすでに行われていたとか!紀元前4~5世紀には、ギリシャでヒポクラテスが、マッサージを療法としての、その重要性を説き、それにより、古代ギリシャ、ローマ、エジプトでも、マッサージが広まっていきます。

14世紀~17世紀になると、マッサージは理学療法のひとつとして、フランスやドイツで発達します。
1800年代には、リングというスウェーデン人の考える「マッサージ」が、ヨーロッパやアメリカに広がりました。

これが、現在のマッサージの基本となっている「スウェーデン式マッサージ」です。
そして明治時代に、この「スウェーデン式マッサージ」が、日本に入ってくることになります。

しかし、日本にはそれ以前の3世紀に、マッサージの原型といえるものが、すでに中国から入ってきており、これが、「按摩(あんま)」のもとになったもののようです。

現在の日本の、「マッサージ」は、この「按摩(あんま)」と、明治時代に入ってきた「スウェーデン式マッサージ」が融合し発展したものと捉えられています。
ちなみに「指圧」は日本で生まれたもののようです。

ずっと昔からのマッサージも、整骨院も人の身体に手で触れて、痛みを取ったり、揉み解したりしてきました。まさに「手当て」ですね。

 当院は手技による非常にソフトで触れている感じしかしない無痛・心地よい施術方法ですので、整骨院はじめての方にも安心してご来院いただけます!