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スポーツ外傷治療は整骨院のルーツ

今日は、「スポーツ外傷」についてお話したいと思います。
運動中に起きてしまった怪我(=スポーツ外傷)の治療は、整骨院の最も得意とするところです。
というよりも、整骨院のルーツです。

私たちが整骨院で治療を行うためには、柔道整復師という資格が必要です。
柔道整復師は、その名の通り、柔道によって起こった怪我(打撲・捻挫・肉離れ・腱断裂・骨折・脱臼・靭帯損傷)を治していたのが、その始まりです。紛れもないスポーツ外傷治療ですね。

illust03さて、スポーツ外傷と並んで、スポーツ障害という言葉を、お聞きなった方もいらっしゃるかも知れません。
スポーツ外傷は、スポーツの最中の(事故などで)怪我をいいますが、スポーツ障害は、同じ所に、長い間、何度も力がかかったことによって起こる障害のことをいいます。
わかりやすく言えば、針金を何度も折り曲げていたら折れてしまう金属疲労のようなものです。
腰痛など正にそうですね。

テニス肘や野球肘、野球肩というものもそうですし、マラソンやフギュアスケートで足が疲労骨折というのもよくあります。
このように、どんなに細心の注意を払っていても、やはりスポーツに怪我の危険はつきまといます。
だから、柔道家は、柔道を極めるのと同様に柔道による怪我の治療も極めることに真摯に向き合っていました。それが、柔道整復師である今の整骨院のルーツです。

だから、スポーツ外傷の治療は、私たちの専門分野でもあるのです。
そんな背景から、今でも、整骨院で治療にあたる柔道整復師は、スポーツ愛好家が多いです。

えっ、私たちですか?それは、ここでは触れないでおきます(笑)ご来院の際の、患者様からの直接のご質問なら、もしかしたら、お答えするかも知れませんが・・・(笑)

整骨院でも交通事故治療をおこなっています

意外に知られていないことなのですが、整骨院でも交通事故治療をおこなっています
健康保険はもちろんのこと、自賠責保険も使えますし、病院から整骨院への転院もできます

ただ、整骨院ではレントゲン撮影や精密検査などができませんし、救急医療もできません。
だから、交通事故初期の病院での治療は欠かせませんが、身体が受けたダメージによる痛みやしびれなど、整形外科病院などで対処しにくい部分を、整骨院が担っているといえば、わかりやすいでしょうか?

「病院では対処できない?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、病院では、傷や骨折が治り、リハビリが完了した時点で交通事故治療は終了となることが、ほとんどです。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERAまた、むち打ちなどでは、レントゲン写真のみで診察する場合もあります
だから、検査結果やレントゲン写真では異常がなくても、痛みがいつまでも続くことも、実際にあることです。
交通事故の衝撃を考えると、怪我や痛みのある箇所だけが、事故による影響や痛みが出てくるとは限りません
人の身体は全部つながって、影響しあっていますので、ダメージを受けたところをカバーするために、他の部分に問題が出てくることも、よくあることです。
そして、たとえ今、痛みなどを感じていなくても、何らかの影響を受けていることも、よくあります。

ここまで読んでいただければ、「整形外科病院などで対処しにくい部分を、整骨院が担っている」と表現したことも、ご理解していただけたでしょうか?あおぞら整骨院では、全身の関節を調整する取り組み方で、事故に遭われた患者様一人一人の状況・状態に合わせた交通事故治療を行っています。

骨折や強い痛みはもちろん、軽度の痛みや、なんとなく痛みがあるような・・・という場合でも、お気軽にご相談くださいね。