「腰痛」になるのは、腰が身体の要(かなめ)だから

腰痛」は自分には関係ない、と思われる方は、おそらく、いらっしゃらないのではないでしょうか?
一時的な、腰が痛いと感じる状態を含め、肩こりと同じくらいに、「腰痛」を経験されている方は多いと思います。
しかし、一口に腰痛といってもその原因は様々です。
身体に特に大きな問題がなくても、仕事やスポーツで同じ動作を繰り返して、一部の筋肉を酷使すれば、誰しもが腰痛になります。

この場合は、筋肉痛と同じで一時的なものですが、原因となる動作がずっと続くような場合は、腰痛も慢性的なものになってしまいます。
というより、仕事やスポーツから来ているのなら、一時的ではないですね。

このようなことを含め、一度、腰にダメージを受けると、筋肉や血流にもそのダメージが及んで、酸素の供給や老廃物の排泄も低下して、潜在的に腰痛になりやすい状況をつくってしまいます。
その他、内臓の疾患が腰の痛みとなって現れることもありますし、女性の場合、妊娠・出産・産後・生理なども腰痛として現れます。
また、このような身体自体の問題のみならず、精神的なストレスにも、腰は敏感に反応し、腰痛を引き起こすこともあります。

正に文字通り、腰は、身体の要(かなめ)。
身体の中心であり、身体を支えているのが腰です。
たとえ体重が増えすぎたとしても、腰はそれを受け止めてくれます。
それだけ、常に負担をかけている場所です。

そう思うと、腰が健気に思えてきませんか?腰痛が、身体のあらゆる部分に影響を及ぼしますし、逆に、腰以外の不具合が、腰に集まってきてしまいます。
歩き方や姿勢の悪さ、つまり身体の歪みが、「腰痛」を引き起こすことも、肩こりに似ていますね。

また、柔らかすぎるベッドで寝ているのも、結果として悪い姿勢をとっていることになります。
「腰痛」も肩こり同様に原因はいろいろ。
お一人お一人の状況によって対処の仕方が違ってきます。
肩こりの時にも書きましたが、「腰痛程度で・・・」という、我慢やお気遣いは一切不要です。
お気軽にご来院くださいね。