足の痛みを引き起こす病気・症状

以前、足の痛みに関して少しお話したことがありましたが、(足の痛みも足だけでなく身体全体を見て
今日は、足の痛みを引き起こす、その病気や症状についてお話したいと思います。

ph8足の痛みの原因となる病気・症状は、主に4つあります。
まず1つ目が、坐骨神経痛です。
坐骨神経は、腰から骨盤、お尻を通って足の指先にまで伸びている末梢神経で、そのお尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれが起こる「坐骨神経痛」は、病名ではなく症状を表す言葉です。

2つ目が、筋肉痛です。
筋肉痛はご存知のとおりで説明の必要もないかも知れませんが、足がつる「こむら返り」もその一つになります。
激しいスポーツでも起こりますが、ちょっとした運動でも起こるのでしたら、普段から運動で防ぐことも可能です。

3つ目が、変形性膝関節症から起こるものです。
加齢によって関節軟骨がすり減り、膝を動かすときに痛みが出ます。
また膝に水がたまることでも痛みが出ます。
激しい運動だけでなく、肥満などで過度に膝に負担がかかることも原因の一つになります。

4つ目が、関節リウマチからくる足の痛みです。
これは免疫機能に問題が生じて、関節の組織が炎症・変形し、足の関節に痛みが出ます。
もちろん、足だけでなく手にも起こります。

このように、一口に足の痛みといっても、原因は様々です。
この中には適度な運動を続けることで防げるものもありますが、いきなりの過度の運動は、かえって足を痛めて、足の痛みの原因になりますので、様子を見ながら、少しずつ行うのがいいかもしれませんね。

また、足の痛みは冷えを解消することで抑えられるものあります。
足湯、足浴などが有効です。
身体の冷えと食生活の関係も無視できません。

足の痛みは、足と無関係と思われる原因から、痛みが来ている場合も多く、身体全体、生活全体から広い視野で見ることが重要ですが、これは足の痛みに限ったことではありませんね。

とは言え、足の痛みは、ご本人にとっては大変辛く大きな問題です。
その足の痛みが早くなくなるように、全力で治療にあたりますので、安心してお任せいただければと思います。