背中の痛みは「上下」の痛みも引き受けている!?

今日は背中の痛みについて、お話したいと思います。

例えば、長時間パソコンに向かって事務仕事をしていたり、同じ姿勢で長時間、何かをしていたりするとき、背中が痛くなることありませんか?
背中が張ってくる、背中が固まってくるといった方がわかりやすいかも知れませんね。
肩こり腰痛の背中版、といったらわかりやすいでしょうか?

ph2さて、この背中ですが、上は首の付け根や肩、下は腰を兼ねているので、背中だけでなく、それぞれの痛みも加わってしまうという、結構大変なポジションにあります。
ですから例えば、腰痛がひどい場合も、その痛みは背中の痛みに波及しますし、腰痛をかばっていて背中を痛める場合もあります。
肩こりの場合もそうですね。

もうお気づきかもしれませんが、やはり姿勢の悪さが、背中の痛みにも大きく影響しています。
また忘れてはいけないのが、運動不足や加齢からくる背中の筋力低下と血行の悪さからくる冷え性の影響です。

このように背中が痛い場合も、背中だけでなく背中以外からの影響もあって、やはり身体全体を見て、不具合箇所の治療や歪みをとることが必要になってきます。
さらに、この背中の痛みですが、内臓に問題がある場合もあります。

特に背中の痛みとの関連性が高いのは、肝臓、腎臓、すい臓、胆のう、胃、心臓といわれています。
この場合、背中の右と左で、疑わしい内臓が異なってくるそうで、

・右の背中が痛い場合は、肝臓、胆のう、十二指腸潰瘍
・左に背中が痛い場合は、すい臓

が、疑わしいとされています。

もちろん、私たち整骨院は、患者様の痛みやしびれなどがなくなるように、精一杯、施術・治療を行います。
だから、些細な痛みでも、ご遠慮なくご相談ください。
同時に、内臓の問題が疑われたときは、内科での診察も欠かさないようにしてくださいね。
この場合も、一切のお気遣いは不要です。

なぜなら、私たちの願いは、背中の痛みをとることでなく、あなたが笑顔で暮らせるようになること、なのですから。