月別アーカイブ: 2014年2月

整体は医療類似行為ですが・・・

整体は、手足を使った技法と補助道具で、身体全体の骨格や関節の歪み・ずれの矯正、骨格筋の調整を行うことで身体の脈絡を良くして症状の改善につなげる健康法です。
健康法、つまり医療行為ではなく、医療類似行為になります。

ph2しかし、医療行為でない整体でも、その人の健康や免疫力、回復力を高めることはない、ということはなく、骨格筋が正しい位置に調整され、身体の脈絡が改善されればよい結果にもつながります。

さて、日本で整体が現在のような形になったのは、明治時代、大正時代からと言われています。
もともとの日本にあった武術の中での手技療法や、すでに伝わっていた中国医療の手技療法に、明治後の開国により欧米から伝わったカイロプラクティスなどの欧米の手技療法が融合して、現在の整体に進化してきました。
現在でも、整体には多くの人が関わり、研究や進化が行われているので、それぞれ、日々新しく発展しています。

整体そのものは医療類似行為ですが、柔道整復師という資格をもった整骨院でも、整体と重なることも多く、患者様の健康に貢献できること多くあります。

日々の健康の維持・増進に、私たち、あおぞら整骨院をご利用いただければと思います。

頚椎ヘルニアは予防できる?

頚椎ヘルニアは予防できる、というと、ちょっと信じがたい・・・と思われるかもしれません。
でも、頚椎ヘルニアの多くは、生活習慣と急激な負担から起こる場合がほとんどです。
ですから、生活習慣に気を配り、急激な負担を避けることで頚椎ヘルニアを予防することは可能といえます。

さて、頚椎ヘルニアとは、椎間板ヘルニアが頚椎に起こる現象です。
骨と骨との間にある脊柱を構成している椎間板という組織が骨の間から飛び出して神経を圧迫して痛みやしびれが起こります。

この頚椎ヘルニアは、年齢や性別に関わらない疾患ですが、40代以上の人に発生率が高くなりますので、骨の老化にも大きな原因があると考えられます。
逆に言えば、若い人でもカルシウム不足が原因などで、骨が弱っていると、頚椎ヘルニアへの危険が大きくなります。
これは、食生活、生活習慣が原因ですね。

また、激しいスポーツや、同じ姿勢を長時間続けていた状態から急に身体を動かす場合にも椎間板ヘルニア、頚椎ヘルニアへのきっかけとなります。
つまり急激な負担です。
身体への急激な負担には注意するのはもちろんですが、日頃から、適度な運動をしているかどうかでも、身体への負担は、かなり違ってきます。

また、さほど急激でない負担でも、身体のどこか調子がよくないところがあれば、結果として、急激な負担、大きな負担となってしまいます。

そういうアクシデントを未然に防ぐ身体のケア、痛めた身体を回復させる身体のケアは、私たちが、皆様のお役に立てるところです。
このように、頚椎ヘルニアに対しても、予防ができることがあるのです。