今日は筋肉疲労についてお話ししたいと思います。
おそらく誰にでも経験のある筋肉疲労については、あらためて説明の必要はないかもしれませんね。
でも、せっかくの機会ですので、筋肉疲労のとき身体の中で何が起こっているのか簡単にお話しますね。
筋肉疲労は、文字通り筋肉が疲労しているわけですが、それは、激しい運動や多くの運動によって筋肉に酸素の供給が間に合っていないことによって起こります。
酸素の供給が不十分ですと、筋肉に乳酸が大量に溜まります。
この溜まった乳酸が疲労の原因で、筋肉に溜まった乳酸を「疲労物質」というのもここからきています。
この疲労物質が血管を圧迫して血行不良を起こし、神経を圧迫して痛みの原因となります。
ちなみに、この筋肉疲労が酷い状態が「筋肉痛」です。
筋肉痛は、筋肉疲労に加え、筋肉が損傷し炎症を起こしている状態になります。
筋肉痛が酷くなると、日常生活にも影響してきますので、軽い筋肉疲労のうちに、疲労物質を取り除いておくのが一番です。
スポーツ選手が、試合後や練習後にクールダウンやマッサージをするのは、早い段階で、この疲労物質を取り除き、筋肉疲労から早く回復させるためです。
この時、注意しなければならないのは、専門知識がない状態で無理に強く揉み解すのは、かえって筋肉を傷めてしまいます。
しかし、そのことに注意して、軽く擦ったりして、血行を促進することは、筋肉疲労に対して、やはり有効なことです。
入浴が疲れをとるのに効果があるのと同じですね。
これは、筋肉疲労時の疲労物質を処理する能力は、筋肉にはなく、血流によって肝臓に運ばれ、分解・再利用されることで、処理されるからです。
また筋肉疲労からの回復に効果がある食べ物としては、クエン酸やビタミンB群があげられます。
運動後にレモンなどの酸味が欲しくなるのも、喉が渇いたからだけでなく、酸味ある食品に含まれるクエン酸に、乳酸の解消効果があるからです。
話は戻りますが、筋肉疲労からの回復に血流促進は、とても効果が高くまた必要なことです。
筋肉疲労からの回復をはじめ、より安全に効果的に血流を良くするために、私たち「あおぞら整骨院」も大いに利用していただければと思います。