頚椎ヘルニアは予防できる?

頚椎ヘルニアは予防できる、というと、ちょっと信じがたい・・・と思われるかもしれません。
でも、頚椎ヘルニアの多くは、生活習慣と急激な負担から起こる場合がほとんどです。
ですから、生活習慣に気を配り、急激な負担を避けることで頚椎ヘルニアを予防することは可能といえます。

さて、頚椎ヘルニアとは、椎間板ヘルニアが頚椎に起こる現象です。
骨と骨との間にある脊柱を構成している椎間板という組織が骨の間から飛び出して神経を圧迫して痛みやしびれが起こります。

この頚椎ヘルニアは、年齢や性別に関わらない疾患ですが、40代以上の人に発生率が高くなりますので、骨の老化にも大きな原因があると考えられます。
逆に言えば、若い人でもカルシウム不足が原因などで、骨が弱っていると、頚椎ヘルニアへの危険が大きくなります。
これは、食生活、生活習慣が原因ですね。

また、激しいスポーツや、同じ姿勢を長時間続けていた状態から急に身体を動かす場合にも椎間板ヘルニア、頚椎ヘルニアへのきっかけとなります。
つまり急激な負担です。
身体への急激な負担には注意するのはもちろんですが、日頃から、適度な運動をしているかどうかでも、身体への負担は、かなり違ってきます。

また、さほど急激でない負担でも、身体のどこか調子がよくないところがあれば、結果として、急激な負担、大きな負担となってしまいます。

そういうアクシデントを未然に防ぐ身体のケア、痛めた身体を回復させる身体のケアは、私たちが、皆様のお役に立てるところです。
このように、頚椎ヘルニアに対しても、予防ができることがあるのです。