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足の痛み

股関節の曲げ伸ばしで「パキッ」「カクッ」と音がする、同時に痛みを感じることもある・・・それは弾発股かもしれません

#オーバーユース#スポーツ障害#仕事

弾発股(だんぱつこ)とは

弾発股とは、股関節で音が鳴る状態の事です。痛みを感じる場合と痛みがない場合があります。関節の周囲にある筋・腱や靭帯が原因となる関節外弾発股と、関節内の構造物が原因となる関節内弾発股に分けられます。音自体は無害であることもありますが、繰り返すうちに炎症を起こして痛みが生じ、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすこともあります。

弾発股の多くはオーバーユースによって生じます。股関節を繰り返し大きく動かす動作をしているスポーツ選手で若い年代に多くみられます。

症状

股関節を特定の方向に動かしたときに以下の症状が出ます。

音が鳴る(スナップ音)

股関節を動かすと「パキッ」「ボコ」「ゴリッ」「カクッ」等の音がします。

引っかかり感

股関節を動かすと、引っかかるような感覚を感じることがあります。

痛み

音や引っかかり感に伴って、股関節やその周囲に痛みが生じることもあります。

可動域制限

股関節の動きが制限されることもあり、曲げたり外に広げたりする動作が難しくなることがあります。

弾発股の分類

外側型弾発股

最も多いタイプで、股関節の外側で音が鳴ります。
太ももの外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)や、その付け根の大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)が、太ももの骨の外側にある出っ張りである大転子(だいてんし)の上を乗り越える際に音が発生します。 長距離ランナーに多く見られ、股関節の屈伸で音が出ます。
大転子周辺に炎症が起こり痛みを伴うことがあります。

内側型弾発股

股関節の付け根(前方)の深い所で音が鳴ります。
腸腰筋(ちょうようきん)の腱が、腸恥隆起もしくは、大腿骨頭の上を乗り越える際に音が発生します。股関節を伸ばした状態から曲げる時(屈曲)、脚を外に開いてから元に戻す時(外転→内転)で音が出ます。また、痛みを伴うことが多いタイプです。

 関節内型弾発股

股関節の関節内に原因があり、関節唇損傷、遊離体、骨軟骨損傷など股関節内の構造異常により発生します。

*関節唇損傷・・・関節の受け皿の縁にある軟骨が損傷。
*遊離体・・・軟骨のかけらなどが関節内を動き回り、骨の間に挟まる(関節ねずみ)。

治療

〇超音波治療・・・外側型、内側型それぞれの原因となっている筋肉や靭帯に対して施術します。

〇電気治療・・・外側型は低周波、内側型は中周波を使用します。

〇手技療法・・・マッサージとストレッチを行います。ストレッチは非常に重要で、原因である筋肉をやさしく伸ばしていきます。

股関節の柔軟性を保つためには、日常的なストレッチや筋力トレーニングが大切です。適切な運動習慣が予防につながります。

弾発股は多くの場合、保存的治療で改善が見込まれます。痛みが強くなる前あるいはスナップ音を感じた段階で治療を開始することをお勧め致します。

この記事の著者

北城 雷太

あおぞら整骨院・鍼灸院院長
柔道整復師

あおぞら整骨院・鍼灸院を開院する前は、東京の整骨院にて分院長を務めさせていただいておりました。その後三島にて開院し15年目を迎えております。この間、様々な経験をさせていただき、また現在の治療にこの経験を生かすべく、日々精進しております。
この15年間で世界は驚くほどに大きく変化してまいりました。同じように、健康に対する考え方、医療の分野でも大きな変化(進化)がみられます。我々治療家も、日々多くのことを学び成長しなければなりません。進化してこそ、患者様の痛みを効率よく取り除けると私は信じています。

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