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鍼治療

美容鍼vol.2~眼の下の「くま」でお悩みの方へ

#日常生活#生活リズム#鍼灸

こんにちは、青木です。
暖かく心地よいぽかぽか陽気とともに、新年度がスタートしました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
新しい生活環境に少しずつ慣れてきた一方で、知らず知らずのうちに疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、「目の下のクマが気になる」・「疲れて見えると言われる」というお悩みをお持ちの方に向けて、眼の下のクマについてお話しします。女性だけでなく男性でも気になっている方が多い症状で、放置すると疲れた印象や老けた印象を与えてしまうこともあります。

クマの概要

眼の下のクマとは

眼の下のクマは、下まぶた周辺の皮膚が暗く見えたり、影ができて見える状態です。

クマがあるとこんな印象に…

〇疲れて見える
〇睡眠不足に見える
〇実年齢より老けて見える

顔の中でも眼の周囲の皮膚は非常に薄く、血流や皮膚の状態の影響を受けやすいため、わずかな変化でも目立ちやすい部位です。

現代医学におけるクマ治療

目の下のクマ治療(いわゆるクマ取り)は、以前は女性が大半を占めていましたが、近年では男性の割合が約3割にまで増加し、男女差が急速に縮まっています。

一方で「手術までは考えていない」「できるだけ自然な方法でケアしたい」という方も多く、そのような方に美容鍼が選ばれることもあります。

年齢層も20代から60代以上まで幅広く、性別や世代によって悩みの内容や治療目的が異なるのが特徴です。

性別による傾向

女性
20代から60代以降まで幅広く受診

〇若年層:疲労感の改善
〇中高年層:加齢によるたるみ(黒クマ)の改善

男性
30〜40代のビジネス層が中心

〇疲れて見える」「老けて見える」印象改善が目的
〇ダウンタイムが短く手軽に受けられる治療が人気

ダウンタイム:美容医療(レーザー、注射、手術など)を受けた後、腫れ・赤み・内出血などの症状が落ち着き、普段通りの生活に戻るまでの期間のことです。 

年代別にみるクマの原因

クマは年齢によって現れるタイプや原因が異なります。

20代

〇生まれつきの脂肪の多さ(目袋)
〇色素沈着による茶クマ
〇眼精疲労による青クマ

30代以降

〇皮膚のたるみや脂肪の突出
〇黒クマが顕著に

50代以降

〇たるみが慢性化
〇約8〜9割の方がクマに悩みを抱えていると言われています

眼の下のクマの種類

クマは大きく分けて、青クマ・茶クマ・黒クマの3種類です。

〇青クマ(血行不良型)

青クマは、目の下の血行が悪くなることで、皮膚の下を走る静脈が透けて見えるタイプのクマです。目の周囲の皮膚は非常に薄いため、血流が滞ると暗く青紫色に見えやすくなります。長時間のパソコンやスマートフォンの使用による眼精疲労、睡眠不足、ストレス、冷えなどが主な原因とされており、疲れがたまると濃く見えるのが特徴です。

〇茶クマ(色素沈着型)

茶クマは、目の下の皮膚にメラニン色素が沈着することで、茶色くくすんで見えるタイプのクマです。目を強くこする癖や、紫外線の影響、アイメイクによる刺激などが長期間続くことで色素沈着が起こりやすくなります。血行状態に左右されにくく、皮膚を引っ張っても色があまり変わらない点が特徴です。

〇黒クマ(たるみ・影型)

黒クマは、目の下の皮膚のたるみや眼窩脂肪の突出によって影ができ、黒っぽく見えるタイプのクマです。加齢により皮膚の弾力が低下したり、目の周囲の筋力が衰えることで起こりやすくなります。特に30代以降から目立ち始め、年齢とともに進行しやすい傾向があります。実際に色がついているわけではなく、光の当たり方によって影が強調されて見えるのが特徴です。

治療

当院では、眼の下のクマに対して美容鍼を用いた施術を行っています。

美容鍼の効果

〇血流改善による青クマの軽減

目の周囲に鍼刺激を与えることで血流を促進し、血行不良が原因となる青クマの軽減が期待できます。血液やリンパの流れが整うことで、滞っていた老廃物の排出が促され、目元のくすみが和らぎ、明るく健康的な印象へと導きます。

〇皮膚の代謝促進による肌の明るさアップ

鍼刺激によって皮膚の新陳代謝が活性化されるため、肌のターンオーバーが整いやすくなり、肌全体の透明感やハリ感の向上にもつながります。

〇目周りの筋肉の緊張緩和

日常生活で無意識に緊張しやすい目の周りの筋肉がやわらぎ、眼精疲労の軽減や目元の重だるさの改善にも効果が期待されます。

〇たるみの予防や印象改善

目の下のたるみに対しては、筋肉や皮膚の状態を整えることで進行を予防し、影によるクマを目立ちにくくするなど、目元全体の印象を若々しく見せるサポートを行います。

美容鍼は一度で大きな変化を求める施術ではなく、継続して受けていただくことで、少しずつ肌や筋肉の状態を整え、自然で安定した変化を目指していく施術になります。

効果上の注意点

クマは個人差が大きく、美容鍼だけでは十分な変化が出にくい場合もあります。
特に、たるみが強い黒クマや複数のクマが重なっている場合は、改善までに時間がかかることがあります。

内出血についてのご説明

眼の下は皮膚が非常に薄く、毛細血管が多く集まっているため、身体の中でも特に内出血が起こりやすい部位です。そのため、美容鍼の施術では細心の注意を払って行っておりますが、内出血のリスクを完全にゼロにすることは難しいことをご理解ください。

万が一、内出血が生じた場合でも、多くは一時的な反応であり、数日から1〜2週間ほどで自然に吸収され、徐々に目立たなくなります。経過としては打撲と同様で、時間の経過とともに色調が変化しながら改善していくことがほとんどです。

内出血が起こりやすくなる要因としては、睡眠不足や疲労の蓄積、冷えや血行不良、血管の弱さなどの体質的要因に加え、抗凝固薬や抗血小板薬など血液をサラサラにするお薬の服用などが挙げられます。そのため、施術前には体調や生活状況、服薬の有無を丁寧に確認し、刺激量や施術方法を調整しております。

当院では内出血のリスクを最小限に抑えるよう努めておりますが、美容鍼の特性上、完全に防ぐことはできない反応のひとつです。ご不安な点がございましたら、事前にしっかりとご説明いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。

生活習慣でできるサポート

クマの改善には、日常生活での工夫も大切です。

〇十分な睡眠をとる
〇眼精疲労の軽減(スマホやPCの使いすぎを控える)
〇冷え対策を行う
〇目元への強い刺激を避ける

こうした日常ケアを行うことで、美容鍼の効果をより高めることができます。

では実際に使用する経穴(ツボ)を紹介していきます。

承泣(しょうきゅう)
目元の血流を促し、クマやむくみの改善に用いられるツボです。

四白(しはく)
目の下の血行を整え、目の疲れやくすみの軽減に関係します。

瞳子髎(どうしりょう)
目の周囲の緊張をやわらげ、眼精疲労の緩和に用いられます。

攅竹(さんちく)
目の疲れや重だるさの軽減に関係するツボです。

魚腰(ぎょよう)
目周囲の筋肉の緊張を緩め、目元のリラックスを促します。

太陽(たいよう)
目の疲れや頭部の血流改善に関係するツボです。

また、経穴(ツボ)に限定せず、眼窩下縁に沿って皮膚・皮下組織・眼輪筋周囲へ極浅刺(ごく浅く鍼を刺す方法)で刺鍼することも多いです。
皮膚代謝を高め、青クマ・茶クマの改善を目的とします。

最後に…

眼の下のクマは、見た目の印象に大きく影響しますが、適切なケアや美容鍼を組み合わせることで改善が期待できます。
皆さまのお悩みに寄り添い、自然で健康的な印象づくりをサポートいたします。

仕方ないと諦めてしまう前に、「目元の印象を少しでも明るくしたい」「クマが気になっている」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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