ランナー膝(腸脛靭帯炎)~膝の外側が痛い! - あおぞら整骨院・鍼灸院

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膝の痛み

ランナー膝(腸脛靭帯炎)~膝の外側が痛い!

#オーバーユース#スポーツ障害#腱・靱帯損傷

膝を痛めた女性

膝の外側の骨のでっぱり(大腿骨外側上顆)を、膝の曲げ伸ばしによって腸脛靭帯が前後に通過します。この際の摩擦により炎症が起きます。
腸脛靭帯は膝を伸ばした状態では大腿骨外側上顆のにありますが、膝を曲げていくとそれを越えていき、30度ほど曲げると大腿骨外側上顆の後ろに位置します。この30度屈曲位付近で摩擦が生じます。
もちろん日常生活の歩行等では問題は起こりませんが、マラソンなどの繰り返しの膝運動(オーバーユース)による摩擦により炎症が起こります。

腸脛靭帯炎の主な症状は、膝の外側に感じる痛みです。
初期の段階では、運動後や長時間歩いた後に、鈍い痛みを感じることが多くなります。

症状が進んでくると、安静時や日常生活でも痛みが出現するようになり、階段の昇降や、しゃがんだり立ち上がったりする動作で(膝の曲げ伸ばし)、痛みが増強するようになります。また、腸脛靭帯に沿って痛みが放散することもあります。

腸脛靭帯炎の痛みかたの特徴として、運動開始時や運動後しばらくすると強くなり、運動中は軽減することが多く見られます。これは、運動開始時にはまだ体が温まっていないため、腸脛靭帯が硬くなっていることが原因です。
一方、運動中は、体が温まって腸脛靭帯の柔軟性が増すため、痛みは軽減しますが、運動後に体が冷えてくると、再び腸脛靭帯が硬くなり、痛みが強くなってきます。

腸脛靭帯のストレッチ(痛みが強い時は行わない)・・・腸脛靭帯の柔軟性を取り戻す目的で行います。
15~30秒を運動の前後に行う。

腸脛靭帯への負荷を減らすためのトレーニング(痛みが出ない範囲で行う)・・・股関節や膝関節の安定性を高める目的で行います。徐々に回数を増やしていくと良いでしょう。

1.大殿筋、中殿筋(おしりの筋肉)・・・上になっているほうの足を持ち上げる→下ろす(出来る範囲で繰り返す。)

2.内転筋(太もも内側の筋肉)・・・下になっている方の足を持ち上げる→下ろす(出来る範囲で繰り返す。)

3.下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)・・・つま先立ち→かかとを降ろす(出来る範囲で繰り返す。)

腸脛靭帯炎はオーバーユースによるものが多いため、まずは休養を取ることが大切です。
具体的には、ランニングやジャンプを伴うスポーツで3週間前後、ウオーキングで2週間程度の休養を取るようにしてください。
また、正しいフォームを身に着けることや正しいシューズの選択も重要です。

完治するまでの期間は、軽症で数週間から1カ月程度、中等度で1~3カ月程度です。

超音波治療、電気治療(低周波)を行います。

中殿筋(おしりの筋肉)、大腿部のマッサージを行います。

ご自宅で出来るストレッチの方法をお伝えし、必要に応じてテーピングの方法もお伝えします。

サイクリング

重症化すると完治までの期間が長くなるばかりか、スポーツへの復帰も遅くなります。
痛みを感じたら、早期治療開始が望ましいと思います。

この記事の著者

北城 雷太

あおぞら整骨院・鍼灸院院長
柔道整復師

あおぞら整骨院・鍼灸院を開院する前は、東京の整骨院にて分院長を務めさせていただいておりました。その後三島にて開院し15年目を迎えております。この間、様々な経験をさせていただき、また現在の治療にこの経験を生かすべく、日々精進しております。
この15年間で世界は驚くほどに大きく変化してまいりました。同じように、健康に対する考え方、医療の分野でも大きな変化(進化)がみられます。我々治療家も、日々多くのことを学び成長しなければなりません。進化してこそ、患者様の痛みを効率よく取り除けると私は信じています。

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