スポーツする時に足の甲の小指側が痛い!それは「ジョーンズ(Jones)骨折」かもしれません。

皆さんこんにちは。今回は疲労骨折であるジョーンズ(Jones)骨折についてお話ししたいと思います。
ジョーンズ(Jones)骨折とは
第5中足骨近位骨幹部に発症した疲労骨折をジョーンズ骨折と呼びます。
サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボールなど、ピボット動作が多いスポーツによくみられます。
発症ピークは19歳前後で、男性に多い骨折です。(他の年齢層、女性にも発症します)

繰り返されるステップや切り返し動作により、足の外側から底側にかけてストレスがかかり続けた結果、最終的に骨折に至るという徐々に進行していく骨折です。
主な症状
初期の段階では足の甲の外側に違和感を覚えます。この時期はスポーツをやめるほどの症状がないことが多いため、放置したまま運動を継続するケースもあります。その後、体重をかけたり、ステップを踏んだ時などに痛みを感じるようになります。さらに運動を継続すると、やがて完全骨折に至り、歩行不能となります。
原因
練習量過多
練習時間が長すぎると、骨へのストレスが蓄積されます。(オーバーユース)
足への負担が強いシューズの選択
・サイズや形状が合っていない、インソールが硬いなど。
・ブレードタイプのスパイクなど、グリップ力の高いシューズの使用。
硬い地面での運動
特に人工芝のグランドは足を止めやすく、負担が大きくなります。
その他
・内反足(小指側に体重がかかりやすい)、凹足(ハイアーチ/土踏まずが高い)、O脚の方。
・股関節を中心とした関節の可動域が狭い方。
予防法
ジョーンズ骨折は、オーバーユースによる疲労の蓄積が主な原因なので、日々の予防を心がけていれば発生のリスクを下げることができます。
シューズを使い分ける
自分の足のサイズや形状に適したシューズを履くことが大切です。
また、ランニング練習を行う場合はランニングシューズに履き替えたり、土用や人工芝用、天然芝用と複数のスパイクを用意して、シーンに合わせた選択が出来ると良いでしょう。
スパイクの形状では、ブレードタイプのスパイクはグリップ力が強くリスクが高まります。
その他、足の形状に合ったインソールの使用も有効です。
人工芝での練習はリスクが高いことを認識する
人工芝のように固めのグラウンドなどは、ターンなどの動作で足にかかる負担が大きくなり、リスクが高くなります。
環境を変えるのが難しい場合は、ハードな練習は避けるといった工夫を行うことで、発生のリスクを下げられます。
練習時間の見直し
長すぎる練習時間はリスクを高めてしまします。
休息も取れるように工夫しましょう。
ストレッチやマッサージを積極的に取り入れる
運動の前後にしっかりと足のストレッチを行うことにより、筋肉の柔軟性を維持したり、疲労を回復したりすることが可能になります。また、血流を改善する足裏のマッサージも有効です。
栄養をしっかり摂取しましょう
カルシウム、タンパク質、マグネシウム、ビタミンDなど、体作りに欠かせない栄養素をバランス良く摂取することを心がけましょう。食事から摂取することが大切ですが、困難な場合はサプリメントでも摂取可能です。
治療
〇電気治療(中周波)
その他、足部の外側(小指側)へ過度に体重がかかるとリスクが増加するため、足部の外側に体重が乗りすぎないようにするテーピングをお伝えします。

完全骨折に至った症例では手術療法となるケースも多いジョーンズ骨折。小指側の痛みを感じたら、出来るだけ早期のLIPUS治療をお勧めします。
