ぎっくり腰(急性腰痛症)急に腰が痛くなった
自己紹介
皆様こんにちは。院長の北城雷太(きたじょうらいた)です。
三島で開院させていただき、15年目を迎えることができました。
これまで1万人以上の患者様のさまざまな痛みと向き合ってまいりました。施術に対する考え方、使用する医療機器、手技療法(マッサージ、ストレッチ、運動療法)鍼灸治療等、日々進化しています。
当院でも新しい医療機器を導入したり、新しい効果的なアプローチを考え実践したりと、日々真摯に取り組んでいるところです。
久しぶりにブログを再開するにあたり、簡単に自己紹介をさせていただきます。
福岡県久留米市で中学生まで過ごし、高校は福岡市、大学は東京の音楽大学を卒業しました。大学生時代はサクソフォーンを専攻し、クラシック音楽やジャズ音楽にのめり込み、音楽に没頭しておりました。今では懐かしい良き思い出です。
その後、中学校、高校の教員免許を取得し社会人として働いていました。
ところがある日突然ぎっくり腰になり、激痛で全く動けなくなりました。
その時、友人が整骨院をやっている事を思い出し、電気治療や鍼治療をやってもらったのですが、痛みがほぼ無くなり歩くのも大変だった私が、すいすい歩けるようになったのです‼
感激感動し「これだ!」と心の声がはっきり聞こえた感じがしました。
すぐに専門学校の願書を取り寄せ入学しました。夜間部を選択したため、社会人経験をして入学した同級生が多く、経歴や職歴、年齢層もさまざま…お互いに切磋琢磨しながら、専門学校生活を送りました。朝から夕方まで整骨院で修行をさせていただきながら、夕方から夜まで授業、帰宅後夜中まで勉強。そんな日々を送っていました。
国家資格を取得したのち、東京の整骨院に勤務しておりました。のちに院長に任命され、たくさんの経験を積ませていただきました。
念願であった開院をこの三島の地でできた時には、大変感慨深いものでした。
今回は、私が治療家を目指したきっかけとなった「ぎっくり腰」こちらについて少しお話ししたいと思います。
なぜ突然痛くなるの?
一般的には「腰の筋肉、筋膜、靭帯が過度に引き伸ばされたり、突然の動きにより筋肉に負担がかかったりすることで起こる。」と言われております。
しかし実際には「なぜ痛くなったのか分からない」とおっしゃる方も多いのです。
ではなぜ痛くなるのでしょうか?
理由は多数存在すると考えられますが、代表的なものとして腰の筋肉の疲労が考えられます。いわゆる疲労の蓄積です。
筋肉の疲労が限界に達すると、ぎっくり腰になる準備が整った状態になります。この状態になると、次のアクション、例えば「洗面所で顔を洗う」「くしゃみをする」「野菜室の中を覗く」このような普段なら何ともない動作で、いきなり激痛が襲ってきて…ぎっくり腰になるのです。
普段から腰に対して、少し気を使うだけで疲労を回避できます。
腰は同じ姿勢を長時間持続すると疲れてきます。また、腰の前屈も影響します。
・仕事などで座ることが多い方は、30~40分おきに一度立ち上がり背伸びをする。
・床の上の物を拾い上げる際には、腰を前屈させるのではなく、股関節、膝関節を曲げて上半身はまっすぐのまま物をつかむ等です。
日常生活において少し配慮するだけで大きく変わってきますよ。
次回は腰痛について、もう少し詳しくお話していきますね。