つらい頭痛、改善方法は?
頭痛は2つのグループがあります。「一次性頭痛(慢性頭痛)」と「二次性頭痛」
一次性頭痛(慢性頭痛)は3つに分かれます。
片頭痛・・・脈を打つような強い頭痛(ズキンズキン)が現れ、多くは頭の前側、片側に起こります。女性に多いと言われており、頭痛の前兆として視界にキラキラとしたものが現れることもあります。
原因は脳血管の拡張と言われていますが、ストレスや食べ物(チョコレートやワイン)で誘発される事もあります。また、光や音の刺激で悪化することもあります。
緊張型頭痛・・・頭痛の中で最も多いとされ、持続性のある締め付けられるような痛みが特徴です。
症状が強いと嘔吐感を伴う場合もあります。
原因は長時間のデスクワークやパソコン、スマートフォンの使用などによる眼精疲労、仕事などによる肉体疲労や睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。
群発頭痛・・・片眼の奥の方で鋭く、えぐられる様な強い痛みが現れます。男性に多いと言われ、数週間に渡りほぼ毎日続きます。原因は不明とされていますが、血管拡張作用のあるもの(飲酒やストレスなど)が発作を誘発すると言われています。
この一次性頭痛は当院での施術対象になります。
二次性頭痛
これは身体の状態や、様々な病気が原因で起こる頭痛です。
脱水症状がある時、飛行機に乗った時などの身体の状態から誘発されるもの。
くも膜下出血、脳動脈乖離、脳腫瘍、高血圧、副鼻腔炎、緑内障などの病気から頭痛が起こるもの。
この二次性頭痛は専門の医療機関で治療を受けてください。
頭痛を予防するのに知っておきたい事
頭痛を誘発する食品や飲み物
アルコール(赤ワイン)、チョコレート、乳製品(チーズ)、サラミ、ベーコン、うま味調味料、お菓子全般、ファストフード など
頭痛を改善に導く食品
オメガ3脂肪酸を多く含む食品
・サケ、マグロ、マス
・カニ、カキ など
マグネシウムを多く含む食品
・あおのり、わかめ、昆布、ひじき
・しらす、あさり、はまぐり
・アマランサス、ライ麦パン
・ほうれん草、大豆製品 など
生活のリズムを乱さない
・就寝時間と起床時間はある程度一定に保つ。このリズムが乱れると頭痛を誘発する場合があります。
また、睡眠不足や睡眠過多も誘因の一つと言われています。
・食事の時間も一定に。強い空腹感が頭痛を誘発する場合があります。
ストレスを管理する
意識をしてリフレッシュする時間を作りましょう。ストレスは頭痛ばかりか他の病気も誘発します。
筋肉の緊張をため込まない
長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張して血流が悪くなることで頭痛を誘発させます。
例えばスマートフォンやパソコン作業がその代表です。
ストレッチや体操などで筋肉をほぐすようにしましょう。
治療
当院には頭痛でお悩みの方が数多くいらっしゃいます。そして多くの方が改善もしくは改善傾向にあります。
「お薬の量が減った」「頭痛の頻度が低下した」「頭痛の程度が軽くなった」「頭痛がなくなった」
など、個人差はありますがほとんどの方は数回の治療で変化を感じていらっしゃるようです。
手技療法・・・後頭部、首、肩甲骨周囲をしっかりほぐしてゆきます。
電気治療・・・低周波、中周波(ハイボルテージ)を使用します。
自律神経調整・・・これはご本人と相談の上行います。中周波(立体動態波)を使用する場合と鍼治療で行う場合があります。
超音波治療・・・症状により必要と判断した場合には首周囲に行います。
鍼治療・・・ご本人と相談のうえで行う場合もあります。
出来るだけお薬は服用したくないものです。
頭痛でお悩みの方、当院の治療を一度試してみてはいかがですか。
2024年(令和6年)の投稿は今回が最終となります。
次回は2025年(令和7年)1月の第2週を予定しております。
寒い日が続いております。御身体に気を付けてお過ごしください。
よいお年をお迎えくださいませ。