猫背矯正
猫背姿勢が「楽」になっていませんか?
丸くなってしまった背中を綺麗な姿勢に戻していきましょう。
近年、スマートフォンやパソコンを不良姿勢で長時間使用する人が増え、「頭痛・肩こり・腰痛」などに悩んでいます。このような症状に対し、根本的な施術をします。
猫背にはいくつか分類があり、原因や治療が異なります。セルフケアでは難しいと言われていますが、症状や姿勢から分類を特定し、再発しないように注意点や予防トレーニングの説明も行います。ここでは猫背姿勢について詳しく見ていきましょう。
施術料金:¥700
【目次】
・猫背はなぜ良くないの?
・猫背になる主な原因
・猫背が及ぼす悪影響
・猫背の分類
猫背はなぜ良くないの?
猫背姿勢は良くないとわかっていても、ついつい楽だから…。気づいたら背中が丸まってしまっていた…。などと感じる人が多いのではないでしょうか?
猫背姿勢は、見た目が良くないだけではなく、健康面にもたくさんの悪影響を及ぼします。猫背姿勢は腹筋や背筋をあまり使っていないため、首、肩、腰に余計な負担がかかっているのです。そのため、頭痛・肩こり・腰痛・上肢の痛みやしびれなどの症状が出てしまいます。
猫背姿勢の人の多くは、頭の位置が正常の位置より前に出ています。頭の重さは平均して4~6キロ程です。この重さを首、肩、背中の筋肉などで支えています。しかし、首の傾き(俯いた状態)の角度が大きくなればなる程、首にかかる負荷が増えます。頭の重さの数倍の負荷となり、最大27キロになるとも言われています。
日頃から腹筋と背筋を意識し、正しい姿勢をキープする習慣がとても大切です。
パソコン、スマートフォンを長時間使用する人は、不良姿勢になっていないか意識してみてください。頭が正常な位置にあれば、首、肩、背中に余計な負荷がかからず、肩こりなどの症状が軽減されるでしょう。
また、内臓への悪影響もあり、さまざまな身体の不調の原因となるため、ご自身の姿勢の悪さが気になる方は、今から予防・改善していきましょう。
当院での猫背矯正は、多くの患者様に効果を実感していただいております。
しかし、一回の矯正で完全に治るわけではないので、1~2週間に一回の施術を継続してしていただき、正しい姿勢に変化していきます。
猫背になる主な原因
筋力の低下
上半身の正しい姿勢に大きく関与している筋肉は「頸部伸筋群」「脊柱起立筋」と言われています。これらは頚の後ろから腰にかけての筋肉で、背筋を伸ばすうえで重要な役割を果たし、「姿勢維持筋」とも呼ばれています。
この姿勢維持筋は皮膚に近い筋肉ではなく、深部に存在する筋肉で、長時間の力の維持を得意としています。
したがって、姿勢維持筋の筋力が低下すると、普段から背中が丸まりやすくなり、楽だからと無意識に頭が前方へ傾きやすくなってしまいます。1パソコンやスマホの長時間使用
近年では、パソコンやスマホがかなり普及し、パソコンは一家に一台、スマホは一人一台持っているご家庭が多いのではないでしょうか?このような中で、長時間のデスクワークやスマホの使用が姿勢に関与している可能性は高いと思われます。
パソコンでは画面を注視するあまり、頭が前方へ移動している人や、長時間のデスクワークで背中全体が丸くなっている人もいらっしゃいます。
スマホは視線が下方になることで首の後ろに負担がかかり、様々な症状がおこりやすくなります。2生活習慣による不良姿勢
日常生活における好ましくない姿勢とは、例えば「あぐらをかく」「足を組む」などが代表的な例です。このような姿勢では骨盤が後ろに傾き、腰痛になりやすく、腰や背中の筋力が低下しやすい姿勢です。
ご自身で感じる楽な姿勢や癖も、猫背になりやすい原因かもしれません。3
猫背が及ぼす悪影響
頭痛・めまい・肩こり
首や背中が丸くなると脳や頭へ行く血流が悪くなり、神経なども圧迫されやすくなります。そのため、頭痛・めまい・肩こりの原因になる可能性があります。
デスクワークの方や、スマートフォンなどでうつむいた姿勢を長時間続ける人は注意が必要です。1腰痛
座っている時間が長い方や、普段からヒールの高い靴を履いている方は腰に負担がかかってしまい、腰痛の原因になる可能性があります。この腰への負担が腰椎のカーブを大きくする原因となり「反り腰」になりやすくなります。「反り腰」になってしまうと更に腰への負担が増し、腰痛になりやすくなるという悪循環が生じてしまいます。
2神経痛
神経痛とは、神経が圧迫されることにより生じる痛みや痺れ、重だるいなどの症状であり、猫背が原因で神経痛の症状がでる可能性があります。
上肢痛であれば、背中が丸まり、肩関節が前方へ巻かれることで「胸郭出口症候群」などの神経痛が出ることがあります。下肢痛であれば、反り腰からの「腰椎椎間板ヘルニア」などの神経痛が出ることがあります。3胃のむかつき・内臓の圧迫・消化不良
背中の筋肉が弱くなってしまうと、背中が丸くなりお腹が圧迫されます。内臓器の圧迫感はもちろん、胃の圧迫により胃酸が過多になり、胃のむかつきを感じやすくなってしまいます。また、胃や腸の消化にも悪影響を及ぼす可能性があります。
4実年齢よりも老けて見られてしまう
背中が丸くなり、俯いたような猫背姿勢は「疲れていそう」「元気がなさそう」「だらしがない」などのマイナスな印象を与えてしまい、実年齢よりも老けて見られてしまいます。
一方で背筋が伸び、正しい姿勢の人は「いきいきしている」「明るい」「元気」「上品さ・優雅さ」などの良い印象を与えるため、実年齢よりも若々しく見られます。5お腹がポッコリして見える
猫背姿勢は、お腹がポッコリと目立ってしまう原因になってしまいます。
姿勢が悪いとお腹周りの筋力が低下してしまいます。これにより内臓を正しい位置にキープすることが難しくなり、内臓の位置が下方にずれてしまい、下腹部がぽっこりと出てしまうと言われています。
また、正しい姿勢でいる時には気にならないお腹周りのお肉が、背中が丸まることにより下腹部に集中してしまうため、ぽっこりとしたお腹になってしまいます。6
猫背の分類
正常な姿勢
普段からご自身の姿勢を意識して生活している人は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
正しい姿勢を保てる人には多くのメリットがあります。
【猫背が及ぼす悪影響】でも述べたような症状が起こりにくくなります。背筋を伸ばしている人は、背筋と腹筋のバランスが良く、背中が丸くなりにくくなります。
正しい姿勢の指標として5つポイントがあります。ご自身の姿勢が気になるかたは、ご自宅の鏡で確認してみてください。
首猫背タイプ
猫背の中でも最も多く、別名「スマホ首」「ストレートネック」などと呼ばれています。頚肩こり、頭痛はもちろん、血管や神経を圧迫し、上肢に痛みや痺れが出る場合もあります。
原因として、デスクワークや高い枕、スマホやパソコンの使い過ぎなどがあげられます。
背中猫背タイプ
背中の筋肉が弱く、背中が丸まってしまうことで背骨のS字カーブが崩れてしまっている姿勢。内臓が圧迫され胃のむかつきなどの症状が出る人もいます。
原因として、背中の筋力の低下、腕を組む癖のある人が背中猫背になりやすいです。
腰猫背タイプ
背中猫背同様に背中の筋力や、インナーマッスル(腸腰筋)が弱くなっている人に多くみられます。腰椎のカーブが小さくなり「腰痛」にもつながります。
原因として、あぐらや足を組む人が腰猫背になりやすいです。
おなか猫背(S字・尻猫背)
いわゆる「反り腰」に分類され、背骨のS字カーブが大きくなってしまう状態です。そのため、腰や首への負担が大きくなってしまい、腰痛や首肩こりなどの症状が出てしまう人が多いです。
原因として、ヒールの高い靴を履く人や、妊婦さんはおなか猫背になりやすいです。